lovesweets’s blog

日々思うこと、通院記録、時々旅ログを綴ってます

翻訳のお仕事、10年後はどうなっているのか

積み重なっている本

ここのところ体調が回復してきたので、夏の間の出来事やこの夏思ったことを振り返って記録として書いています。

今回は、久しぶりにお仕事の話です。 ニューラルネットワークが採用され始めた10年ほど前から、「人による翻訳の仕事は機械翻訳に置き換わる」という、翻訳者にとってはある種の脅威が急激に現実味を帯びてきて、ChatGPTの登場で、その速度はさらに加速しています。 私自身、いまだもって主な収入源は翻訳業ですが、純粋に人が翻訳する仕事ということはもはやなくなってしまいました。機械翻訳(Machine Translation = MT)によって出力された翻訳文を確認して手直しするのが今の時代の翻訳者の仕事です。この仕事さえ、今後何年、もしかしたらあと何か月あるのだろうか、というレベルのスピードで技術は向上しています。 書斎や図書館のような本に囲まれた場所で、机に広げて積み重なっている本 この数年、翻訳以外の収入源を模索しつつ、雀の涙程度の副収入を得ながらも、心のどこかで、このままなんとか乗り切れるのではないだろうか、と幻想にしがみついていたところがありますが、この夏いよいよ、主要なお客様の1社(米国の翻訳会社)から、翻訳業界をとりまく状況が大きく変わってきている、という趣旨の翻訳者向けの一斉メールが届きました。 また別のお客様(欧州の言語サービス提供会社)からは、機械翻訳の精度がかなり向上してきているので、単価を下げてほしいという依頼メールでした。

本とAIで機械翻訳をイメージしている画像

翻訳会社からは、2年ほど前から翻訳ではなくAIに関する仕事の打診がくるようになり、翻訳をしていた人の仕事がなくなる、というよりは、仕事の内容が変わってきている、という感じです。 ただ、純粋な翻訳で稼いでいたのと同じように稼ぐことはできず、仕事をしながら勉強やトライアルも必要ですので、なかなか大変。

いつか副業から本業に切り替えたい、と思って地道に空き時間にコツコツと勉強、練習して実績につなげようとしてきたことを、本気モードに切り替えて取り組むタイミングがきている、と強く感じている今日この頃です。

他にも、ライター、コールオペレーター、プログラマーなどなど、AIに置き換わりつつある仕事はありますが、皆さんどうしているのだろう。 私自身は、もがきながらも、幸いなことにテクノロジーには強い関心があり嫌いではないので、前向きではあります。 とはいえ、現在、高市さんフィーバー的な雰囲気がありますが、政府には是非、こういう部分にも目を向けて、こういった仕事にかかわる人たち向けに啓発活動や転職支援などを行ってほしいな、と思います。

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