私が家でフリーで仕事をすることにした大きな理由の一つに、健康管理があります。ここ数年の間に持病があることがわかったり、年々、以前のように俊敏な動きができなくなってきていることを実感したりと、将来の自分の働く姿や人生などなどやっとまじめに考え出しました。(もっと早くから考えているべきだったのですが。。。)会社で仕事をしていると、上から指示のあった仕事を自分のキャパに関係なく期限までにやらなくては、とか、自分のやる仕事以外にも後輩たちの指導や仕事のアサインなどなど、次から次へと降りかかってきます。若くてバイタリティもあるときは、よーし!と自分を奮い立たせもするのですが、年と共に、体力、気力、自分の周りの環境(両親の老い)などで若い時のようにはいかなくなってきました。
もともとお料理は好きなので、自宅にずーっと朝から晩までいるならコンビニや出来合いのお惣菜でなく、簡単でいいからもっとヘルシーなものを食べようと思い、最近はかなり料理をする回数が増えています。
こんな経緯で私の生活では自炊の数が半年くらい前から格段に増えてきましたが、それによってもたらされたことがいくつかあるので共有しようと思いました。
1.「ゴミが減った。」
出来合いのものを買えば、食べたものの分だけゴミが出ますが、自炊だと野菜や果物なんかはいくつかまとめてごろっとビニール袋に入れて購入し、そのビニール袋は生ごみ捨てる用のごみ袋にしますので、プラスチックごみがあまり出ません。
何だかおしい日本のゴミ事情と知っておくべきゴミの行く末 - NAVER まとめ
2.「ソーシャルメディアにアップすることで食べる以外の楽しみもできる。」
上手にできたお料理は、思わず写真を撮ってソーシャルメディアでアップしてしまいますが、同じような嗜好の人とつながったり、関連する食材を扱うお店がいいねしてくれて新たな発見があったりなど、食べる以外にも楽しみが増えます。
3.「病院に行く必要性が減る。」
忙しかったりで余裕がないと、コンビニ総菜やストレスを軽減するためのジャンクフードなどを手っ取り早く口に入れてしまい、結果、虫歯が増えたり、体調が悪くなったりして、病院へ足を運ぶことになります。負のスパイラルですね。でも、きちんとしたものを食べているとジャンクなものもあまり食べたい欲求が出なくなってくるので、食事や体調を自分で管理しやすくなります。(企業によっては、ワークライフバランスをきちんと考えてくれたり、福利厚生がしっかりしていたりで、そういった面も配慮してくれているところもあるかと思いますが、そうでないところの方がまだまだ多いのではないでしょうか。)
自炊をするために皆さんフリーランスになりましょう、料理好きになりましょう、と言っているわけではなく、昔ながらのお総菜屋さんみたいなのや、台湾や東南アジアによくあるその場で作ってくれるストリートフードみたいなのをもっと盛んにする(復活させる)とか、色々手段はあると思うのですが、もっと自分の体、家族の体、地球の体に、一人一人が配慮してみてはどうかな、と。一人一人が意識するようになれば、地域社会で、企業で、国全体でも意識が高まると思います(と、信じてます(笑))。ただ便利だからといってコンビニで何でも済ませてしまえるこの環境を、今の時代を、いま一度見直した方がいいんじゃないかなー、とちょっと思うのです。一昨年出張で行かせてもらったミャンマーでは、夜遅くまでやってる飲食店が朝も7時とか早くから朝ごはんメニューを出していたり、その側で揚げパンやチャイを売っている屋台があったりして、何だか活気があっていいなー、なんて思いました。
私自身は近い未来、できれば、ちっちゃな畑を作れるくらいの庭のある田舎の一軒家に暮らして、朝は鳥のさえずりを聞きながら朝ごはんを作る生活を目論見中です。
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