もう1か月経ってしまった。先月、昨年に続いてELLEのWOMEN in SOCIETYの参加枠に抽選で当たったので、参加してきたのだ。
一番聞きたかったのは、小池都知事のお話だったけど、それは外れ、映画監督の河瀬直美さん、デザイナーの中山マリコさん、女性CEOのお二人のトークセッションのチケットを入手。皆さんこのイベントに参加するまでは知らない方ばかりでしたが、とても素敵な方たちで小池さんのが外れて良かったかもしれません。
まずは河瀬直美さん。この日まで知らなかった自分が恥ずかしくなるほど優れた映画監督さんのようで、なんとカンヌ映画祭でも受賞しています。柔らかいけど芯の揺るがない強さのある関西弁で語る雰囲気から、映画監督らしいというか職人気質な感じを受けました。
彼女のどの映画もまだ観たことがないので、1つくらい見ておきたいな。
次は、もとスタイリストで50代目前で自分のブランドMadison Blueを立ち上げた中山まりこさん。スタイリストになり結婚して子供も育ていろいろ経験したからこそこの年齢で始められた、というか自然の流れでたどり着いたのがMadison Blueなのだそうです。サイトでコレクションを拝見しましたが、どれも素敵。大人可愛い洋服たち。私の手の届くお値段では到底ありませんが、私好みでした。こんなふうに自然の流れで、自分のやりたいことに着手できるなんて素敵だなぁ。でもいろんな経験というベースがあるからこそ可能なんでしょうね。
そして最後に2人の女性CEO。家庭と両立させながら女性として企業のトップ、人を率いる立場になることは可能なんですよ、というお話。
私自身、翻訳家として仕事に困ることなく女性であっても食べていけるスキルを身に着けようと、メーカーの社内翻訳や翻訳会社の翻訳コーディネーター、雑誌のインタビュー翻訳など20年以上に渡って地味~にコツコツ経験を積んできた今、フリーランスとして会社に属さなくても食べていけそうな自信がついてきたところ。と、同時にプログラミングも勉強したい、なんて自分のスキルや仕事に対する欲もでてきたりしていたので、すごくいいタイミングでお話を聞くことができたなと思いました。
今回は全体的に割と若者よりも中年向けの内容だった気がします。
最後は、ジャズシンガーのエミー・マイヤーさんのライブで締めくくり。
彼女もこのイベントで知りました。個人的には「登り坂」という曲にシビれた。
来年も参加できるかな。