歴史は繰り返す？

2月から、ロシアのウクライナ侵攻がトップニュースの毎日が続いています。

侵攻当初は状況が目まぐるしく変わっていたので、Twitterやニュースを確認することが多かったのですが、だんだん膠着状態になってきて、その頻度が減ってきました。

ROSOKU MINAI さんで購入したウクライナ支援キャンドル

https://rosokuminai.com/

何かしたい。今この瞬間にも攻撃を受けるかもしれないという恐怖や、何もかも破壊され奪われた悲しみに直面していることが日常化している人たちがいるのに、何事もないように普通の生活を送れない、、、。そんな気持ちを持ちながら普通の生活を送っています。

何も出来ないけど、今私にできるのは、今ある仕事で稼いで寄付することくらい。

ROSOKU MINAI さんのウクライナ支援キャンドルを購入しました。
¥4,400で、利益は全額、ウクライナ大使館に寄付されるそうです。

Hope for peace CANDLE – ROSOKU MINAI

チャイルド・スポンサーになっているプラン・インターナショナル・ジャパンのウクライナ避難民緊急支援にも、微力ですが、協力させていただきました。

【第3報】ウクライナ避難民緊急支援へのご寄付をお願いします｜国際NGOプラン・インターナショナル

そんな中、仕事で、ジャン・モネの『回想録』という本の抜粋を読む機会がありました。 EUの基礎を作った人のようで、この本ではそのタイトルの通り、EUを作り上げていく過程をご本人が回顧して記憶を頼りに綴った内容ですが、現在のロシアとウクライナの状況とかぶるというか、当てはまるような内容がてんこ盛り。第三者でなく当事者ご本人の書いた内容なので、臨場感があって、映画を見ているかのように情景が浮かび、ストーリーに吸い込まれてしまいました。

この数年本を全然買っていない、読んでもいないという状況が続いていましたが、久しぶりに本を読みたい！と思えて、ウェブ検索で出てくるレビューに訳がいまいち、とありましたが、紀伊国屋でポチってみました。
が、廃版のため取り寄せ不可とのことでした。英語だと一生かかっても読み切れる気がしない…。

読んだのは12章だけですが、下記の部分なんかは、もうまさに現在のロシアとウクライナの状況？と思ってしまう。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 『the cold war. All proposals and all actions are interpreted by public opinion as a contribution to the cold war. The cold war, whose essential objective is to make the opponent give way, is the first phase of real war. This prospect creates among leaders that rigidity of mind which is characteristic of the pursuit of a single object. The search for solutions to problems ceases. Such rigidity of aims and attitudes on both sides will lead inevitably to a confrontation: the logic of this way of looking at things is inescapable. And this confrontation will end in war.』

- Memoirs by Jean Monnet, Published January 1st 1978 by Doubleday Books, P290 -

archive.org

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ロシアとウクライナの関係もよくわかっていないし、日本人として恥ずかしいですが、北方領土の件もよく理解していないので、これを機にきちんと勉強しようと思います。

1日も早いロシアによる攻撃停止と終戦を願うばかりです。

ヨーロッパ統合史増補版 [ 遠藤乾 ] 価格：3520円（税込、送料無料) (2022/4/18時点) 楽天で購入