火鉢を初めて使い始めたことはすでに記事に書きましたが、実はその後、もう1つ買い足しました。
恐ろしく寒い台所に唐草模様で和モダンなデザインのを1つ。
もう1つを洗面所に。
お湯が出ない古いつくりなので、シンクの下に置いておくことで、陶器のシンクが温まり少し寒さが軽減されます♪
電気代は去年より下がりましたが、火鉢代とか木炭代とか色々合計すると、光熱費は結局去年より高くなってしまいました。
でも、来年は火鉢や道具を買わなくていいのと、使いやすくて手頃な木炭がわかってきたので、結構抑えられるかも?と思っています。
火鉢を扱う場合に重要なのが、木炭選び。
木炭にはいろんな種類があることがわかりました。
白炭
おが備長炭
黒炭
くぬぎ炭
なら炭
...などなど
それぞれ特性が違うため、火鉢の利用では使い分けが必要です。
白炭と黒炭の大きな違いは、その製造方法ですが、火鉢で使用するにあたっての重要な違いが以下です。
白炭
火が付くのに時間がかかる
急な高熱ではぜる
匂いがない
一旦火が付くと長時間持続
黒炭
火の付きが良い
急な高熱ではぜない(と言われているがはぜるものもある)
匂いがある
燃焼時間が短い
こうしてリストにすると相反してますね。
それぞれの短所に上手く効率的に対応するために、2つの種類の木炭を使う必要があります。
最初は、色々なサイトに書かれているように、火起こしには黒炭のくぬぎやなら炭を使用していましたが、1本が比較的大きくて太く、はぜないとは言われているものの、火起こし中に結構火花が派手に飛んだりするので、キッチンの床が火の粉で焦げてしまったり、炭で毎日真っ黒になったりします。
引越し時に、台所は必ず汚れるからと思い、賃貸なので汚れ防止にフロアシートを頑張って敷いたのですが、、、フロアシート、敷いておいて良かったです。
そこで、さらに調査したところオガ備長炭なるものがあることがわかりました。
購入者のレビューを見てみると、火が付きやすい、燃焼時間が長い、はぜない、などなどいいことばかり!しかも比較的安価!
ということで早速購入して使用。
確かに、レビューの通りです。
ただ、ものによって匂いのあるものとないものがありました。
というわけで、
今は
という具合です。
これだと、火花が飛ぶことも少なく、台所の拭き掃除が減りました。
(備長炭を火起こし用の木炭の真っ赤になった部分に直接触れるように置くと、必ず派手に爆ぜるので十分注意が必要です。)
今は東南アジア産のオガ備長炭を使用していますが、国産の方が火持ちが長く火力も強い気がします。
さらに、上の写真でお分かりのように、最近ではお湯を沸かすようになりました。そして、これが美味しい!
ガスコンロで沸かしたお湯は少し好ましくない味があるのですが、備長炭で沸かしたお湯はこの味が消えていてまったりした飲み心地です。
これには驚いた。
南部鉄器の急須の方が風情がありますが、湯気による暖房効果と爆ぜた時の飛散防止も兼ねてやかんで沸かしてます(笑)。
こんなわけで、この冬は人間として生きていく上でのスキルが身についた気がします。
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