長年実現したいと思っていた母との旅行。
ようやく実現できました。
旅行というか、自分の住んでる土地に招待したのだけど…、温泉旅館に泊まって、観光地をめぐって美味しいもの食べたから観光旅行と言えますよね?
母も私も足腰を思うように動かせて頭もしっかりしているうちに、とずっと思っていたので、実現できて私としてはちょっと肩の荷が下りたような気持ちです。
1泊2日で、1日目は車で 十国峠→梅園→来宮神社→自宅→宿で海上花火を観賞 2日目はバスと徒歩で 起雲閣→熱海駅前のお土産屋さん という日程にしました。
-十國峠-
十国峠は1度だけ言ったことがあるのだけど、普段、車の運転は自宅と最寄りのスーパーの往復くらいしか使わないので、なれない道を人を乗せて運転するのは、私にとってはハードルが高かったのですが、無事に行ってきました。
風が強かったものの、お天気には恵まれ富士山がとってもきれいに見えてよかった。
先月、リニューアルオープンしたばかりらしく、ロープウェイで上がった展望台はちょっとこじゃれた感じになってました。
上の方ばかり見てスマホで撮影しながら歩いていたら、足場に躓いてこけてしまい、ちょっと恥ずかしい思いをしました💦
展望台にはちょっとしたカフェカウンターのようなものがあり、飲み物やチュロスを販売していましたが、私たちはここは通り過ぎて、ロープウェイで下に戻りレストハウスでそば・うどんを。
-梅園 -
もみじ祭りの最終日でしたが、まだ緑色のモミジがあったり、もうかなり色あせて葉も落ちているモミジがあったりと、まだらな感じです。 11月はだらだらと割と暖かかったせいでしょうか。
梅園の中には、中山晋平記念館があり、中山普平さんが別荘として使った家を梅園敷地内に移築したものを見学できるようになっています。
これほど立派ではありませんが、母の実家に趣が似ており、建物内の庭の紅葉が映える窓際で遺影用の写真を撮らされました💦
施設案内 中山晋平記念館|熱海市公式ウェブサイト
入園は無料ですが、駐車料金は300円かかります。
(春の梅のシーズンは入園料がかかるのでご注意ください。)
-来宮神社-
熱海に引っ越して2年経ちましたが、来宮神社はまだ行ったことがなかったので、今回来れてよかったです。 以前不動産会社の営業の方から聞いてはいましたが、かなり観光地化されていて、神社というより観光施設という感じで、写真を撮りませんでしたが、きれいな今どきのカフェやアルコールを提供しているカウンターバーのようなものもありました。 その隣りではお猿さんのショー^ ^
有名な大楠は、やはり見事。
ものすごい存在感。
これを回った分だけ長生きすると言われているそうです。
この後、チェックインまで1時間ほど時間があり、どうしようかと思いましたが、母が家に寄ってから宿にいけばいいじゃん、ということで、我が家に立ち寄り、ちょっとお茶してから宿に向かいました。
-熱海温泉 旅の宿 かみむら-
熱海温泉 旅の宿 かみむら
家から歩いて15分くらいのところにあるこじんまりとした宿。
以前から気になっていたんです。
お茶請けのクルミのお菓子が甘くなくて美味しかった。
部屋からの眺め。
お風呂は2階に2つあります。
男性と女性の区別はなく、使うときに使用中の札をつけることで、貸し切り状態で使えます。
脱衣所は入るときは寒いけど出る時はポカポカでした。
冬はヒーターがあるといいですね。
晩御飯。
お腹がはち切れそうなボリューム。
寒い夜に温泉に入ってごちそうを食べて暖かい室内で眺める花火は贅沢でした。
朝ご飯は湯豆腐で暖まりました。
さて、2日目はまず、家に車を置きに戻ってからバスで町まで降りていこうと思いましたが、バスの時間まで20分ほどあったので、母が「いいよ、歩こう。」ということで、歩くことに。
ちなみに80歳です…。
食べっぷりもいいし、私の方が先に逝きそうw。
でも元気でいてくれることはありがたいことです、本当に。
-起雲閣-
起雲閣はあまり知られていませんが、私はとっても見ごたえのある歴史的建造物だと思っています。 最初は実業家が建てて、母のために別荘として使用していたのだそうです。 その後所有者が何回か変わり、旅館となったときには、太宰治、山本有三、谷崎潤一郎などなどが宿泊したようです。
入館料:610円
起雲閣の見どころ|熱海市公式ウェブサイト
ずいぶん歩き回って母も疲れている様子でしたので、バスで熱海駅に向かいました。
クーポンで温泉まんじゅうをお土産に買い、帰路へ。
母に楽しんでもらえたかしら???