8月31日に、平日だし小中学生の夏休み最後の日だから人も少ないだろうと、緊急事態宣言下にあるけど、熱海のMOA美術館に足を運びました。 美術館なんて何年ぶりだろう!
熱海MOA美術館
熱海駅を上に登ったところの桃山町という見晴らしの良い立地にある美術館です。
私は熱海駅から徒歩で行きましたが、坂がきつい!
カップルでデートなどの場合は、バスを使いましょう(笑
アクセス・利用案内 | MOA美術館 | MOA MUSEUM OF ART
バス乗車料と入館料のお得なパックもあるみたいです。
この美術館周辺には世界救世教という宗教っぽい団体?の施設があって、美術館と何か関係があるのだろうか???と思いながら美術館に向かいましたが、館内でその理由が分かりました。
この美術館の前身の熱海美術館を創設した岡田茂吉さんという方が、教祖である宗教なのだそうです。MOAは、「Mokichi Okada Association」の頭文字。
美術館は海を臨む山の斜面の広々した敷地にあって、散歩するだけでも気分転換できます。この日は残念ながら曇っていましたが、それでも十分気持ちよかったです。
入場口から本館入口に向かう途中に良く写真を目にする円形ホールの万華鏡がありました。
すごく癒される空間で、ここで1時間くらいぼーっとしていたい、と思うくらい。
9月7日まで展示されている『クイズで楽しむ「富嶽三十六景」と「東海道五十三次」』。 正直それほど期待していなかったです。。が、ものすごく見応えありました。 9時半の開館と同時に入って一通り見終わったのが12時近くでした。 (私の場合、1点1点じっくり見ていたせいもありますが💦)
ここ数年はあまりにも仕事が忙しくて美術や芸術に興味を寄せる余裕もなかったのですが、 3年ほど前に実家の建て直しで、昔の物の整理をした時に、私の小学校の時(確か4年生)の文集に、「葛飾北斎のような画家になりたい。葛飾北斎の青がとてもきれいだから。」みたいなことを書いているのを発見して、小学生の私、こんなこと思ってたの??!!すごい!!と仰天。 そんな子供の頃の私が憧れた北斎の絵を生で見る機会だ、と思って時間はかかりましたが1点ずつじっくり鑑賞しました。そして本当に藍(青)の色がとてもきれいに使われている作品が多く、幼い私はどこで北斎の絵を見たんだろう、と改めて感心。
富嶽三十六景のあとは、歌川広重の東海道五十三次。 こちらもまた当時の情景が良く伝わる面白い絵ばかり。 広重のユーモアも感じられるものありました。
今回の展示は観るだけでなくQRコードを使ったクイズを取り入れることで、知的興味も満たされて、へー!、と思うことも多々あり面白かったです。
中にはレストランやカフェも併設されているので、歩き疲れた後にゆっくり休みながらお腹を満たすこともできます。
私はおそばを食べたかったのですが、この日はコロナ禍でお休みでした。
今日美容室に行ってきたので、美術館の話をしたら、運動のために毎週通っているおばあちゃんもいるそうです。
私も運動にもなるからまた行ってみよう。
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